2007年6月25日月曜日

三味線は消耗品・・・

これを最初に聞いたときは、ビックリした。
そりゃあ、皮とか弦(糸)が磨耗するのは理解できる。それなりにメンテも必要だと聞いても、納得できる。
が、プロの人は、棹も使い込んでくると、段々磨り減って、音が変わってくるとのこと。まあ、10年は持つらしいけど。
だけど、プロ用だと、数百万。年間で数十万か・・。サラリーマンのスーツと靴だと考えても、かなり贅沢だよな。

中古で買うなら、皮や糸は張りなおせばいいけど、棹はどうしょうもない。磨り減ってないか、よく見ないと。

2007年6月9日土曜日

月見酒

一中節
演奏
・浄瑠璃:宇治舟文 宇治紫仙
・三味線:宇治文蝶 宇治紫行
(文蝶先生は、人間国宝)
2007/6/9 水戸で演奏。

一中節宇治派は、1848に独立、その披露の宴で発表された。
宴の主催者は、摂津国屋藤次郎
初代の宇治紫文斎は当時53歳

紫文斎は、1791 材木屋に生まれる。
月見酒発表(宇治派設立)の10年後、1858没する。

森鴎外 「細木香以」に、宇治派設立の頃が扱われている。

細木香以が出ている鴎外の著書、アマゾン新品入手可能なのは、これしかないようだ。後は古本屋だな・・。
-->鴎外歴史文学集〈第4巻〉寒山拾得・細木香以・寿阿弥の手紙ほか