2011年4月12日火曜日

手事 第3楽章 輪舌

手事 第3楽章 輪舌 
宮城道雄作曲

2011/4/9 日本橋公会堂

手事は、宮城道雄の1947年の作曲で、第1楽章 手事、第2楽章 組歌風、第3楽章 輪舌という構成だが、今回上梓されたのは、第3楽章 輪舌である。

宮城道雄の作曲では、「さらし風手事」というのもあるが、こちらは、近世邦楽の音型パターン「さらし」をモチーフにした手事形式の曲で、1952年の作曲であって別のものだ。

今回の演奏は、学生風の男性の筝演奏。練習、稽古をしてきた成果の発表で、素人にも荒さがわかってしまったが、きっと、もう少し練習時間があれば、よくなるんだろうな、と、未来に期待。若い世代が、真面目に筝に挑んでいる姿は、それはそれでいいもんだなぁ。

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